新入社員にランチはおごるべき?金額や理由・メリットなど詳しく解説

生活

以前は会社で社員同士がコミュニケーションを取る機会といえば飲み会やランチが定番でしたが、平成から令和へと移り変わり、コロナ禍の影響で新しい生活様式が広まったため、なかなか社員同士で飲み会やランチをする機会は減っているのではないでしょうか。

しかし新型コロナウイルスに対する措置が軽減されたため、社員同士でランチしたいと考える方もいるでしょう。

今回は新入社員とランチにいっしょに行く場合、ランチをおごるべきなのかどうかについて解説します。

新入社員にランチはおごるべき?

新入社員にはランチはおごった方がよいのでしょうか?昭和や平成とは異なる生活様式の中、社会人デビューした新入社員に対してどのようにランチをおごるべきなのか気になるところですよね。

昔は飲みニケーションといった言葉もあるぐらい、仕事がおわったら社内の人間で飲み会に行くのが当たり前という時代もありました。

飲みニケーションがあった時代は飲み会で社内の人間とコミュニケーションを取る機会がありました。また喫煙室でたばこを吸いながらコミュニケーションを取る機会も。

近年は飲み会が少なくなり、喫煙室がなくなり、後輩とコミュニケーションを取る機会が減っているため、ランチに誘って親睦を深めてみてはいかがでしょうか。

新入社員が入ってきたけれど、飲み会がない、または少ないのでどんな人なのかわからない。年齢が離れていてどんな話題を話したらよいのかわからないなど仕事しているだけでは距離が縮まらないと感じる場合もあるでしょう。

新入社員をランチに誘っておごるべきかおごらないべきか悩んでいる方は、おごって気持ちよくランチを食べるのがおすすめです。

新入社員にランチをおごる理由やメリットは?

新入社員にランチをおごることで発生するメリットはどんなものがあるのでしょうか。ランチをおごるべきか悩んでいる方はメリットをチェックしてみましょう。

新入社員にランチをおごるメリットのひとつは相手がどんな人間なのか知れる機会が得られるからです。新入社員の教育係やサポート役となった場合、仕事を教える必要がありますが、何か仕事上でストレスを抱えていないか、打たれ弱いタイプなのか、ほめて伸びるタイプなのかなど悩みや性格などを把握することで、仕事上の接し方を変えることができます。

ランチに誘っておごることにより、相手のことを知れるきっかけができるというメリットが感じられるでしょう。

ランチをおごる2つめのメリットはランチをおごることで恩を売れるということです。会社という新しい環境で働きはじめた新入社員は緊張しています。

緊張しているところにランチを誘っておごっておくことで、先輩としての威厳を保てる、好感度アップを狙えるというメリットが考えられます。

しかし毎日お弁当を持ってきている場合や、仕事の復習や休憩などをしている新入社員に対してしつこくランチを誘うと、かえって 好感度ダウンになる可能性があるので気をつけましょう。

新入社員にランチをおごるのはいつまで?何回?

新入社員へランチをおごる場合、コミュニケーションが円滑に進みやすくなる、好感度アップが狙えるというメリットが自分にもあるのでおごるのがおすすめです。

しかし多くの方が悩むのが、どれくらいランチをおごるのかということではないでしょうか。バブルの時代など景気がよい時代は後輩におごるのが当たり前という時代もありましたが、令和の時代はそうではありませんよね。

ではどれくらいおごるのがよいのでしょうか?まず、毎回おごるというのはしなくてよいでしょう。毎回おごると金銭的な負担が大きい上に、相手側もおごられることが当たり前になってしまうとその状況に慣れてしまいます。

新入社員におごる場合、親睦を深める思いをこめて誘うものなので1回か数回で十分でしょう。年齢があまり変わらない場合は収入も差が少ないため無理におごる必要はありません。

新入社員が仕事に慣れてきたら、仕事が成功した時、疲れていそうなのでねぎらってあげたい時など節目のタイミングでおごるようにすればよいでしょう。

 新入社員にランチをおごる金額は?どのくらいの値段のところへ行く?

新入社員をランチに誘ったとしてどれくらいの値段のお店を 選べばよいのでしょうか?おごる回数もそうですが、値段も悩ましいところです。

おすすめは初回は親睦を深める意味をこめて、ちょっとよい値段のお店を選ぶことです。ランチで言えば1000円以上2000円以下といった価格帯でしょうか。あまり価格が高すぎるとおごられる方も気をつかうので高すぎるお店はやめておきましょう。

初回以降は1000円以下がおごりやすく、相手もおごられやすい金額といえるでしょう。気軽に誘う場合は1000円以下、プロジェクトがおわったなど節目の場合はもう少し出すなどメリハリをつけるのがよいでしょう。しっかりお祝いしたい場合はランチではなくディナーや飲み会でお酒を飲みながらコミュニケーションを取るのもよいかもしれません。

職場近辺のお店の価格帯、相手との収入差、年齢差などは状況によって異なるので、お互いが負担にならないようにしてくださいね。

新入社員にランチをおごらないとどうなる?

飲みニケーションやランチ、会食などの文化がない、経験が少ない令和の新入社員ですが、相手も必要としていないのでは、自分の財布を痛めてまでおごる意味があるのだろうかと思う方もいるかもしれません。ではランチをおごらないという選択肢をとるとどんなデメリットがあるのでしょうか。

まず考えられるのが、仲を深めるのに時間がかかるということ。ランチで世間話をすれば相手がどんな性格か、仕事についてどう思っているかなどの情報収集ができます。そのチャンスが少ないと相手のことを知るきっかけがないまま、仕事をいっしょに行うことになるでしょう。

自分が教育係になったとして、ほかのチームがランチ会をして親睦を深めて仕事が順調に進んで自分のチームが出遅れてしまった場合、後悔することになるでしょう。教育係としての評価が下がってしまう可能性もあるため、ある程度必要なことだと考えてランチをおごってみてはいかがでしょうか。

何気ない会話をしたり仕事について会話することでお互いストレス解消にもつながるでしょう。

新入社員にランチはおごるべき?のまとめ

会社に属していると新入社員と接する場面があります。これからいっしょに仕事をしていくのだから、円滑なコミュニケーションが取れれば仕事もスムーズに進むでしょう。

仕事をスムーズに進めるため、新入社員には歓迎と親睦を深める意味をこめてランチをおごってあげましょう。少し財布は痛みますが、無理のない範囲でおごるのがコツです。

お互いの人となりや性格をある程度知ることで、仕事の進め方やコミュニケーションの取り方が変わってくるためランチで仲を深めることで仕事の効率化につながるでしょう。

コロナ禍後の新しい生活様式の中で、飲み会が少なくなっているため、ランチで会話することで自分も相手もストレス解消にもつながります。ぜひ新入社員と楽しいランチを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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